prism
柴咲コウ
prism 歌詞
水槽の中をゆらり
水草みつめる視線
鮮やかな色
目の前を通る君の瞳を追う
慈しむこの身體
殘り僅かなとき
「もう少しだけ」の気持ちを
理解ってくれますか?
つないだその指が
もつれて離れたら
それが二人の終焉だと
引き止めたその手を
憐れむその腕を
今も焼きついて
心から剝がせない
明けの寢不足に響く
赤子母呼ぶ泣き聲
昔いつかの私も
同じように求めた
こんな風に世界に
産みおとした元を
恨んでるの?
それはダレが
創った世界なの?
誰も憎まないで
おどけてみせるだけ
極めてつらい出來事も
甘美なものとして
積み重ねてゆける
いずれ理解るさ
あと少しすればきっと
大丈夫だよ
ちゃんといるよ
みつめてるよ
君が眠る姿涙
「あきらめないで
未だ未來は殘ってる」
祈りのような
問いかけを摑めば
光る三原色
虹色のプリズム
君のむねに芽生えた愛
オニバスの種から
新芽が出たときは
おもいきり君を
抱きしめて迎えたい