蝶
霜月はるか
蝶 歌詞
濡れた襟を摑み隠した涙の跡
輕捏起浸濕的衣襟擦去淚水的痕跡
夜に導かれたまるで淡い蝶のように
指引離開夜晚的道路正如同那淡淡的蝶影
響く剎那のメロディ消えてゆく
在那瞬間奏響的旋律逐漸隱卻
立ち止まるココロと孤獨を集めた欠片
獨自站立收集著心靈與孤獨的碎片
觸れたその唇全て偽りだというの
相觸的唇間也只不過是虛偽的一切
迷い込んだ硝子の森は冷たくて
迷失在玻璃的森林中如此寒冷
希望さえも闇へと飲み込む
連希望也被黑暗所吞噬
光を屆けて戸惑いの中倒れても
就算是在無限的迷茫中倒下光芒亦會滿溢
映し出された景色が遠い二人帰る場所
緩緩照耀出的景象二人歸還的遙遠所在
見ていたの色のない夢
曾經見過的無色的夢
僅かばかり殘した時間(とき)さえ傷つき徬徨う
一次次在僅剩的時間中背負著傷痛旁徨
醒めた瞳蔽(おお)った笑顔穿つ未熟な罪
醒來時閉上雙眼笑容之後那青澀的罪痕
街の影に囁き震える貓のように
街影在低語就像震顫的棄貓一樣
駆け出した微(かす)かな雨
點滴落下那細微的雨絲
聲を聞かせて誰よりも強い言葉で
聽到了哦比任何人都堅強的話語
伝えられなかった「サヨナラ」 世界越えて手渡せるの
未能道出的「別過」 必定會親口表白即便水各一方
信じてるの―― それだけなの
一直相信著—— 僅此而已
迷い込んだ硝子の森を抜けたのなら
倘若能夠離開迷失的玻璃森林
希望を抱けるはずなのに
一定會懷抱希望的罷
光を屆けて夢の続きに倒れても
就算是在輪迴的夢境中倒下光芒亦會滿溢
ひどく懐かしい景色が遠い二人行き著く場所
如此懷念的景色二人遠行的終點所在
見えているの色のない蝶
一直在前方的無色的蝴蝶
終わり···
終