きみの朝
岸田敏志
きみの朝 歌詞
作曲:岸田智史
作詞:岡本おさみ
橫たわるきみの顔に
朝の光が射している
過去の重さを洗おうとして
たどりついた深い眠りよ
別れようとする魂と
出會おうとする魂と
あゝ心より軀のほうが
確かめられるというのか
モーニングモーニング
きみの朝だよ
モーニングモーニング
きみの朝だよ
急ぎ足ふととめて
ふりかえれば夕焼けが
この先いくら生きて行くのか
こんな暮し仮の姿と
生まれようとする魂と
老いぼれてゆく魂と
あゝ人間のはしくれに
生まれてきたというのに
モーニングモーニング
きみの朝だよ
モーニングモーニング
きみの朝だよ
群眾をのみこんだ
都會が悲しみの渦の中に
コーヒー一杯分のやさしさを
そそぎこむぼくの唄よ
かわろうとする魂と
よどんでしまう魂と
あゝ軀じゅう輝きながら
旅立ってゆけ朝に
モーニングモーニング
きみの朝だよ
モーニングモーニング
きみの朝だよ
モーニングモーニング
きみの朝だよ
モーニングモーニング
きみの朝だよ