しゃぼんだま
茶太
しゃぼんだま 歌词
桜(さくら)並木(なみき)のほうにふわふわと漂(ただよ)う
七色(なないろ)の丸(まる)い玉(だま)
力(ちから)いっぱい吹(ふ)いてみる
駄菓子屋(だかしや)のおまけだった
シャボン玉(だま)で暇(ひま)をつぶす
ちゃんと決(き)めてきたのに
今日(きょう)も言(い)えなくて
きっと勘(かん)が鋭(するど)いから気(き)づいてる気(き)がする
なんか言(い)えないままの
たったひと言(こと)を
ずっと先(さき)延(の)ばしの心(こころ)ユラユラ揺(ゆ)らいで
別(べつ)に秘密(ひみつ)にする理由(りゆう)など無(な)いのに
タイミング計(はか)ってたら
どんどん言(い)えなくなってく
小(ちい)さめの泡(あわ)の群(む)れが
強(つよ)めの風(かぜ)に飛(と)んで弾(はじ)けた
ちょっと胸(むね)が痛(いた)んで
ちょっとうつむいて
ずっとこのままじゃいられないことを知(し)っている
でもうまい言葉(ことば)が
まだ浮(う)かばなくて
ずっと先(さき)延(の)ばしの心(こころ)ユラユラ揺(ゆ)らいで
せいいっぱい息(いき)を吹(ふ)きこんだ
特大(とくだい)のシャボン玉(だま)は
僕(ぼく)の重(おも)い気持(きも)ちにひっぱられ
草(くさ)の上(うえ)であっけなく弾(はじ)けた
ちょっと胸(むね)が痛(いた)んで
ちょっとうつむいて
ちょっと君(きみ)の家(いえ)までこれから行(い)こうかな なんて
もっとうまく言(い)えたら
もっと素直(すなお)なら
きっと君(きみ)のこと傷(きず)つけないですむのかな