真夜中のサヴェージ
OSTER project
真夜中のサヴェージ 歌詞
真夜中のカーテンなぞる
爪で裂いたスリットに
夢見がちなパヒューム
兎にも角にも
そんなママゴトと果てる気など無い
謎めいたこのサヴェージ
のちミステリー
気取った深紅のルージュ
放物線描いて
心臓よりも理性めがけ
揺らめくムーンライト
狡猾に翻した
ドレスで目隠しして
響く聲にその身を捩り
抱いて抱いて死んで
待ってんのにつれないね
掌のリボルバー
廻るメリーゴーランド
踴りだす引き金
賑やかしならご身分相応で
おいでなすって
忍び寄る果実の熱に
しとどに濡れたえりあし
持て餘してウィンク
散らす火花の匂い
つま先までボルドーに染めさせてくる
このサヴェージ
のちファンタジー
予定調和に溺れた
パーティーに奇襲をかけて
ガラスの靴宙を舞う
剎那のスナイパー
林檎の皮螺旋の
階段を駆け下りて
伸ばす腕にその身を委ね
鳴いて鳴いて眠れ
首筋に爪を立て
祈るように強請るの
恍惚のショウタイム
ご自慢のお耳で
心ゆくまで秘密の歌聲をご賞味あれ
しじまを埋め盡くしたのは
血の気に飲まれたデザイア
鋭い牙で刻んだ獲物の味
匂いまで心に抱いて
抱いて抱いて死んで
もう待ってんのにつれないな
掌のリボルバー
廻るメリーゴーランド
踴りだす引き金
賑やかしなんでしょ
とめどなく
本能の差し金
首筋にリボルバー
廻り廻るルーレット
もうこのまま
心ゆくまで秘密の歌聲と踴り明かして