舞台

淡い霧が溶けてゆく
淡淡的霧氣逐漸融化散去
街の靜寂の果てに
在街上寂靜的盡頭
あの空が明かしたのは
那片天空照亮的是
産まれたての世界さ
剛剛誕生的世界
いまはまだ僕の足音だけ
現在唯有我的腳步聲
いつも同じ夢を見るよ
一直都在做著同一個夢啊
著飾る噓も限界も脫いだ君を
將裝飾著的謊言與界限都卸下的你
縦橫無盡に広がる舞台に立つのさ
站在這縱橫無邊延伸的舞台上
夜も知らず完成を走らす
不知夜幕將至向著完成飛奔
いっそ誘惑に苛まれてみたいのさ
真的想乾脆被誘惑折磨一次
歓聲が息を潛めたら
歡呼聲屏息之時
次は僕の番だ
接下來就輪到我了
気が付けばいつからか
回過神來卻不知從何時起
通り過ぎる景色に
在路過的景色中
現実を感じなくなった
已經感受不到現實了
産まれたての世界に
在這個剛剛誕生的世界裡
この身體を置いて行けないなら
如果無法將這具身軀丟下不管的話
きっと幻に変わる舞台に立つのさ
一定會站在化作幻象的舞台上的
僕を焦がす無數の光へ
向著讓我交集的無數光芒
いっそ重圧を飼い馴らしてみたいのさ
真的想乾脆去馴服一次沉重的壓力啊
そうか、これはあの夢に見た
對啊，這就是在夢中見到的
もうひとりの僕だ
另一個自己
「ここは舞台だ。」
“在這個舞台上。”
「胸を打つ準備を。」
“做好打動人心的準備。”
「足を止めないで。」
“不要停下腳步。”
「君が創るのさ。」
“都要由你來創造啊。”
「それが未來だ。」
“那就是未來。”
「壯大じゃなくても、それが未來だ。」
“即使並不算宏大，但那也是未來。”
淡い霧が溶けてゆく
淡淡的霧氣逐漸融化散去
この身體をすべて満たしてゆく
將這個身體的一切重新填滿
きっと僕を塗り替える舞台に立つのさ
我一定會站在讓我煥然一新的舞台上
息を止めてひとつ踏み出す
屏住呼吸踏出一步
たった一度だけの明日を探すのさ
要去尋找僅有一次的明天啊
さあ客席は夜に染まった
讓這觀眾席染上夜色
どうか僕の聲を
請讓我的聲音