任意讓時間消逝(時の過ぎゆくままに)

O. T. 時の過ぎゆくままに/ 沢田研二ⓟⓒ1975 - 8 - 21
ⓟⓒ1976

作詞：阿久悠(深田公之)
作曲：大野克夫
編曲：吳智強

あなたはすっかり疲(つか)れてしまい
生きてることさえいやだと泣いた
こわれたピアノで想い出の唄(うた)
片手(かたて)で弾(ひ)いては溜(ため)息ついた

時の過(す)ぎゆくままにこの身(み)をまかせ
男(おとこ)と女(おんな)がただよいながら
墮(お)ちてゆくのも幸(しあわ)せだよと
二人(ふたり)冷(つめ)たい身體(からだ)合(あ)わせる

身體(からだ)の傷(きず)なら直(なお)せるけれど
心の痛手(いたで)は愈(いや)せはしない
小指(こゆび)に食(く)い込(こ)む
指輪(ゆびわ)を見つめ
あなたは昔(むかし)を想って泣いた

時の過(す)ぎゆくままにこの身(み)をまかせ
男(おとこ)と女(おんな)がただよいながら

もしも二人が愛せるならば
窓の景色も変(か)わってゆくだろう