ゆきうさぎ
Sweety
ゆきうさぎ 歌詞
凍てつく夜の小道
真っ白な雪のうさぎと
手を取り合って歩く
あの日のことを想う
薄明かりの中吐息までも
お互い良く見える距離で
君は僕の頬を撫でる
そっと息をひそめ
笑い合った溫もりは
廻る星の環の下で
ふわり夢に消えた
大きな音と共に
通り過ぎた青い車は
詰め込んだ思い出を
一緒に連れ去ってゆくから
あの瞬間から何かが違うの
こんなに近くにいるのに
どうして君に觸れないの
冷たい涙が
滲み出して止まらない
溶け始めた透明な冷気が
この胸に突き刺さる
痩せた君の體を
この手で支えることさえ
僕には許されないまま
やがて夜明けが來る
朝の陽射しの中も
溫かな手の中もどれひとつ
君の居場所になれないまま
今君は何処にいるの
気づいていたんだ
交わることのない道を
歩んでいた二人の幸せは
觸れ合うことは出來ない
遠い空の果て
屆くことはないけれど
変わらずに君の事を
愛してるよ
さよなら