彩花囃子
V.A.
彩花囃子 歌詞
凜と咲く花焦がれ
努々(ユメユメ) 背伸びした
空を仰ぎ笑顔を振りまく
向日葵のように
「少しだけ無理してる?」
そんなつもりはなくて
見ぬかれてた
きまりの悪い橫顔
なぜか嬉しくて
花に映るは人の情け
人の情け伊達映す花
見つめて気づいた
ホントの気持ちは
胸の奧息吹き萌える
つぼみ見つけた
祭囃子に誘われて君の側で
微笑みに戸惑って気づく
咲き亂れてた胸が弾む太鼓
止められなくて
花數え歌はわらべ
下駄ならべ寄り添って
君に気づかれぬように
こっそり伝えてく九重葛(ココノエカズラ)
冬に咲く花焦がれ
見つめてたサザンカ
色に満ちた花ばかりの花器(ハナウツワ)
見て頬が染まる
桜桜咲き誇れ
散りゆきさま
もののあはれ
雪つもる花に
衣手が濡れる
春の風おさえこむ
つぼみ見つけた
桜吹雪に囲まれて君の前で
弾む聲誤魔化して気づく
舞い散る花に胸が躍る神楽(カグラ)
知って欲しくて
風雅び舞いは宴
唄奏で夜に酔って
君に気づかれる前に
凪がれぬ唄にする風船葛
過ぎてく風のしらべ
過ごした時の中で
葉をつけて
花をつけて
いま実をつけた
祭囃子に誘われて人の流れ
伸ばす手に手を取って気づく
張りつめた胸はもう響く太鼓
止められなくて
花數え歌はわらべ
下駄ならべ寄り添って
君に気づかれぬように
こっそり伝えてく九重葛(ココノエカズラ)