アンマー〜母唄〜
RSP
アンマー〜母唄〜 歌詞
アンマー~母唄~ |RSP
アンマーよアナタは私の全てを
許し全てを信じ全てを包み込んで
惜しみもせずに
何もかも私の上に注ぎ続けてきたのに
アンマーよ私はそれでも
気付かずに思いのままに過ごしてきたのでした
初夏にアジサイが咲く頃
私は生まれたと聞きました
母親の喜び様は大変やったと聞きました
「誰にも真似のできひん
自分だけの色信じてほしい」と
悩み抜いた末にこの名を私につけたと聞きました
いつも働きづめだった母と
過ごす時間は僅かで
夏休み絵日記が書かけないと
何度もダダをこねました
少し困った顔をして「ごめんね」を
繰り返す母親のとなりで
いつまでもいつまでも
泣いたのを覚えてます
アンマーよアナタは私の全てを
許し全てを信じ全てを包み込んで
惜しみもせずに
何もかも私の上に注ぎ続けてきたのに
アンマーよ私はそれでも
気付かずに思いのままに
過ごしてきたのでした
居場所がないと決め付けて
噓と朝帰りを繰り返し
“おかん”でいっぱいになった
履歴見ては電源切りました
それでもこんなバカ娘の
たったひとつの夢を信じて
あなたはいつもいつも側で
応援し続けてくれました
アンマーよ私はアナタに言ってはいけない
決して口にしてはいけない言葉を
加減もせずに投げつけては
アナタの心を踏みにじったのに
アンマーよ
アナタはそれでも変わることなく
私を愛してくれました
木漏れ日のようなぬくもりで
深い海の様なやさしさで
全部全部私の全てを包み込んだ
橙色染まる空の下
手をつなぎ歩いた渡月橋
今日も変わらず
この胸に映し出してる
今辛くともまた立ち上がるのは
あなたの背中見て育ったから
今少し他人に優しくなれたのは
あなたの愛に満たされてたから
今幸せだと思えるのは
あなたの子に生まれてこれたから
アンマーよあなたが一人で
現実を抱え込み悩みぬいた夜に
孤獨に泣いていたことを
私は知らずに過ごしていたのに
アンマーよアナタは私の全てを
許し全てを信じ全てを包み込んで
惜しみもせずに
何もかも私の上に注ぎ続けてきたのに
アンマーよ私はそれでも
気付かずに思いのままに
過ごしてきたのでした
おわり