甘いさきくさ
柴咲コウ
甘いさきくさ 歌詞
編曲:華原大輔/前嶋康明
背を向ける三日月は
だまされる安心に
気づいてしまった
だからそっぽ向くのだろう
そびえたつ鉄塔が
なじんだ僕らの町
沈ませようとしてることに
知らんぷり
僕もなにかできるはずた
そうやってなにもしてない
上がりつづける
溶けつづけ死んでゆく
愛(かな)しい生命(いのち)
きみはどういうふうに生きてゆくの?
そんなこと問いかかげる
僕の物憂い
ろうそくを燈す手は
少しふるえてるのに
あさはかな僕は
見ないふりをしてしまう
人に生まれたばっかりに
失うものもある
きのうを見たり
明日におびえてたり
他人を責める
そんな毎日をいつ変えるのだろう
こわがりを直すのには
時間必要
人肌かんじ
まるくなる細胞は
なんとでもなる
どうにでもかわいらしくなれるはず
ゆれながら暮らしてみる
甘いさきくさ