摘まれし花の如く
氷青
摘まれし花の如く 歌詞
闇の聲ZERO OP
作詞&作曲&編曲: 谷上純三(CUBE)
歌: 海原エレナ
靜かに蕾み開く花(誰かにいじられたさだめ)
野に咲くことは知らず散りぬるも...
その闇の果ては不思議なほど白く縁取られて
その中に細いこの體そっと押し込みまぎれる
祈る言葉舞い落ちて一つ二つ
つなぐ命はかないまま
たどる記憶殘酷に輝き
ウソによりそって瞳を閉じても
眩しく眠りを覚ます
私の色はどんな色ですか?
ほのかに香る匂いだけ漂って
愛することは何故に罪ですか?
春を恨んだ
その闇の奧に狡く潛みさえずってる小鳥
その聲は誘う意外に鋭い爪隠しもせず
嘲いながら逃げた夢一つ二つ
止めることもできないまま
口ずさめば自分を憐れんだ
歌に庇われてうつろいを呪う
しおれた花弁を嘆く
私の色は美しいですか?
まわりの花たちに劣らぬくらいに
妬む心は何故に罪ですか?
春を憎んだ
迷うことなかれ我を摘むもの
捨ておけど今宵散る命
仰ぎ見る空の闇を知るもの
一念の祈り捧げたまえ
惑う心冷たく斷ち切れば
ウソに抗って誰かを信じた
あの日の思いを覚ます
あなたの色はどんな色ですか?
優しく響いた呼吸の律動が
愛することに怖れをいだいた
胸を溶かした
私の色はどんな色ですか?
ほのかに香る匂いだけ漂って
愛することは何故に罪ですか?
春を恨んだ
選ばれし汝、我を摘むもの
神の手に救われた命
仰ぎ見た空の闇も祝いて
咲きほこる花の色知るかな