月の杯
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月の杯 歌詞
父王(ふおう)の崩禦により新たなる王は生誕した
悲しみに暮れる間もなく時代は移ろう
Es lebe der Konig! Es lebe die Freiheit!
戴冠を祝う無辜(むこ)の民明かす事のできぬ真実
期待を込めた喝采はこの心を不屈の精神(もの)へと変える
無益な血と意味ある涙が流れ流されてやがて死が支配した
Ideal
誰もが望む世界人の世では葉わぬと神は言う何を差し出せばいい?
Wirklichkeit
愛を語るにはもう穢れすぎたこの両手は屆かない
もはや天(そら)は見放すだろう
頑強たる城壁とてあと幾日も耐えられぬ
次々と兵士は倒れていく斷末魔の叫び
月満ちて…
人の王として最後の夜となろう
私を欺く者王座は不穏な濃霧に侵食されていく
仮面の下では罪が嗤う月の杯に浮かぶ裏切りの花蘇芳(はな)
Ideal
誰もが望む世界人の世では葉わぬと神は言う何を差し出せばいい?
Wirklichkeit
愛を語るにはもう穢れすぎたこの両手は屆かない
もはや天(そら)は見放すだろう
Ideal
この身體と心を闇へと沈めなければ守るべき者も守れはしない
Wirklichkeit
ならば光を捨てて何処までも墮ちて行けば誰よりも強くなれるのだろうか
神よ私は過ちに手を伸ばし
そしてあなたに忘れ去られるのでしょう永遠に
Es lebe der Konig! Es lebe die Freiheit!
闇よ我が血となれ