しゃよう
鬱P
しゃよう 歌詞
引き裂きたくなる地上の戯れと
この世の汚れを電車に詰めよう
終電に乗っかって座席に寄っかって
人類の溢れた星の行く末
惰性で走るのらりくらりと
雷鳴り響く午前1時
妖しく燈りが明々と佇む微笑の老紳士
「どちらへ行けども岐路はなく、ただただ線路を走ります。」
産聲上げし日より魍魎襲い掛かるは宿命
逃れ逃れ辿り著くワケもなくどこにある終著駅
燃え上がらないまま燃え盡きてゆくのかな
走る走る電車の中で窓に映る醜い姿
曇る曇る私の顔は少しばかり面白いです
正體不明の希望に縋り
エゴ丸出しの慾望を立てる
疚しき事は何も無いけど
行方を眩ましたくなるのです
通りすぎて電柱の影で
眠れる野良貓が羨ましい
妖しく燈りが明々と佇む微笑の老紳士
「乗り換え不可能なこの電車、降り時を見逃さないように。」
錆び付き軋む車輌の中朝が遠くて眠りたい
頭を掻き毟りながら滲み出だ感情を押し殺す
燃え上がらないまま燃え盡きてゆくのだろう
堪え堪え世界の揺れに私の未來ここに無いけど
恨み辛みを書散らしても慰みにもならないだろう
毎度の毎度の身の丈比べ性根の仕様にして候
毎日毎日元気に病んで貞操観念貪る子
迷子よ迷子思想と言葉教養の仕様にして候
毎度の毎度の身の丈比べ性根の仕様にして候
毎日毎日元気に病んで貞操観念貪る子
迷子よ迷子思想と言葉教養の仕様にして候
最後の最後の最後の最後には
情けなくなっても燃え上がらないのなら
走る走る電車の中で見栄も夢もかなぐり捨てて
耐える耐える私の顔は少しばかり面白いで