夏のラジオ
徳永英明
夏のラジオ 歌詞
泳ぎついた入江の奧
水著のままくちづけた
人魚のような裸の胸
青い波間に搖らめいた
じりじり灼けた背中の痛み
今でも覺えているよ
いつか歸ってきてとつぶやいた
君の淚と
※夕立のボートの陰にかくれ
二人聽いてたラジオ
忘れないあのメロディーだけが
愛を振り返る※
暮れ落ちてく都會の隅
哀しみだけすれ違う
家路を急ぐ人にまぎれ
あの夏のドアをさがすよ
二人で飲んだソーダの瓶に
とじこめたままのメモリー
今は戻れぬあの日の渚に
ただよい浮かぶよ
海岸のガードレールにもたれ
二人聽いてたラジオ
風に舞うあのメロディーだけに
夏がうずくまる
(※くり返し)