repulsion
F9
repulsion 歌詞
淡(あわ)く浮(う)かぶ影(かげ)
屆(とど)かない聲(こえ)と
降(ふ)りしきる雨(あめ)に濡(ぬ)れた
僕(ぼく)は
思(おも)う
君(きみ)の空(そら)を隠(かく)さないようにと
そっと手(て)を離(はな)した
さよならも言(い)わずに
花(はな)は散(ち)りゆき
時(とき)は流(なが)れて
夢(ゆめ)の終(お)わりに気(き)づく
掬(すく)い上(あ)げても
掬(すく)い上(あ)げても
しずくは零(こぼ)れた
僕(ぼく)は僕(ぼく)でと、
君(きみ)は君(きみ)のままで
居(い)ようだなんて
不確(ふたし)かなほど焦(こ)がれてゆく日々(ひび)は
淡(あわ)く儚(はかな)く
消(き)えていった
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僕(ぼく)が望(のぞ)んだ世界(せかい)は
白(しろ)と黒(くろ)のモラトリアム
揺(ゆ)れて揺(ゆ)らぐ
影二(かげふた)つ
僕(ぼく)と君(きみ)の殘像(ざんぞう)
響(ひび)く
君(きみ)の聲(こえ)
あの日(ひ)の微笑(ほほえ)み
僕(ぼく)の心(こころ)を揺(ゆ)らしたから
僕(ぼく)は
君(きみ)が見據(みす)えた空虛(くうきょ)の空(そら)へ
そっと手(て)を伸(の)ばした
指(ゆび)と指(ゆび)を結(むす)んだ
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▶ 君(きみ)が描(えが)いた景色(けしき)は◀
▶ 不完全(ふかんぜん)で◀
▶ 僕(ぼく)がいたから仕方(しかた)無(な)いでしょ? ◀
僕(ぼく)が望(のぞ)んだ世界(せかい)は
白(しろ)と黒(くろ)のモラトリアム
君(きみ)の頬(ほほ)を伝(つた)う滴(しずく)
指(ゆび)をすり抜(ぬ)けてく
奏(かな)でた聲(こえ)が空(そら)に屆(とど)くように
一人(ひとり)歌(うた)う夜明(よあ)けのアリア
そして
降(ふ)りしきる雨(あめ)に濡(ぬ)れた僕(ぼく)は
繋(つな)いだ手(て)を離(はな)した
結(むす)んだ手(て)を解(ほど)いた
何(なに)も言(い)わず
ただ
君(きみ)が消(き)えてしまう前(まえ)に
▶「終わり」◀