妖花ト夢現
霜月はるか
妖花ト夢現 歌词
「妖花ト夢現」
妖花与梦现
「执夜于手,从此隐逃
背离故乡,目中有望」
「月夜に手を取り此処から逃げ出しましょう
湿泞田畔,行忆捉影
故郷に捨てられても貴方の眼に映るのは誰?」
瞬逝之花,欲将永恒
霞将至远,绯红渐薄「如妖花般」
濡れた畦道を行く懐かしい影を追い
花零「于唇」凋落,如倾如注
永久へと誘う まほろばを望むなら
故人之声,再于梦现
「亦如妖风之中」
霞にぼやけた薄紅の(あやかしの)
「若无法实现的愿望蔓延至世界的话
花びらが(口づけが)降り注ぐ
继续这样也无妨……直到厌烦前都请吟唱吧」
夢に現に 永別れた人の聲を聴く
「亦请勿忘归途」
(逆さに吹く風の中で)
随昼而逝,迷惘除矣
命运之绊,缠绕于心「如妖花般」
「叶わぬ願いが蔓延る世界ならば
饮恨吞下「蜘蛛剧毒」
継ぎ接ぎだらけでいい…飽きるまでは語らいましょう」
千丝万缕,贯古通今
被网于地,难以逃离
(帰り道を忘れぬように)
篝火摇曳,足音渐近
私の迷いは黄昏に消えていく
捕风捉影,人影难寻
三途川前,逝人招魂
移絡め取られた運命に(あやかしの)
“快来此处——”
呑み込まれ(蜘蛛の毒)
若褪妖花
結ばれた過去と明日が
岂可梦现?
心を今この地に縛るから
赤红明空,霞光漫天
百花争艳,椿树茶花
揺らめいた篝火に照らされた向こう側
但若梦醒,缫丝纺线
焦げ付いた影が近付く足音
詫寂之中
戻らない刻が 喪った人が 手招きする
谁被拯救
“此処へおいで――”
故今将梦现
仅嗫嚅分别
化けの皮が剥がれてしまえば
拭泪之风,亦将停歇
永久へと誘う 幻は砕け散る
霞が晴れたら紅の(美しく)
椿(カメリア)が(鮮やかに)咲き誇る
目覚めた場所で解いた糸を手繰り
(貴方は)貴方は また誰かを
寂しさから救うでしょう
だから今は夢に現に
さよならを呟いただけ
(涙攫う風も止んで)